まなぶろぐ

京都在住、網頁設計師。

E-mu Systems のオーディオインターフェイスを、あたらしい Mac OS でも使えるようにする。

E-mu Systems の製品は高嶺の花で、とても買えるものではありませんでした。デジタルサンプラー Emulator をはじめ一時代を築き、音楽の歴史にも名前が刻まれていますよね。

ビンテージとして伝説の名機となっている SP-1200 なんて 10 秒しか録音できなくて 12bit/22kHz とローファイなサンプリングレートなのに、グッとくるいい音なんだよなぁ。

Creative Techonology に買収されたあとは残念なかんじで過去の栄光となってしまいましたが、それでも E-mu Systems はあこがれ。10 年以上も前に発売された E-mu 0202 USB というオーディオインターフェイスが中古で ¥5,000 だったので思わず手に入れました。

ドライバーのサポートも終了していて、技術者もいなくなっちゃったんですかね。そりゃ激安ですよね。でもでも、E-mu Systems への熱い思いから世界中のプログラマーが集まって GitHubオープンソースプロジェクトとして開発されてるんですよ!

OSX Kernel extension for Creative Labs EMU driver

インストール方法

  • GuiHub からドライバーをダウンロードする
  • Mac OSCommand + R を押しながら再起動してリカバリーモードを表示する
  • ターミナルを開いて csrutil enable --without kext と入力する
  • 再起動して通常のアカウントでログインする
  • ターミナルを開いて sudo nvram boot-args="kext-dev-mode=1" と入力する
  • 再起動すれば完了

オープンソースコミュニティ素晴らしいです。
Mac OS X El Capitan でも問題なく動作しました。嬉しすぎて、イーミュちゃんと呼びたくなるほどかわいい存在です。

それにしても、予想以上に音が良くてびっくりしました。サンプリングレートは 24bit/192kHz まで対応していて、ダイナミックレンジや S/N 比は 113dB もあります。しかもジッタークロックが 100 ピコ秒以下って、高級オーディオに引けを取らないくらい凄い‥。

E-mu 0202 USB

プロジェクトが続く限りあたらしい Mac OS になっても更新されると思いますので、これからも大切に使っていきます。おすすめです。